姫野桜月と――

帝堂雪華の――

よく分かるウソシリーズ！

はい、というわけで第二回となりました。
今回はウソシリーズの真のヒロインである姫野桜月と――

ウソシリーズのラスボス（仮）である帝堂雪華が進行していくわ

今回はウソシリーズにおける重要な要素である “魔導具” に関しての紹介ですよね

ええ。 ウソシリーズをプレイしていないユーザーのために、簡単に説明していくとしましょう

まず、魔導具というのは、魔力を伴って作動する物の総称よ

その形は武器だったり、装置だったり、薬だったり、様々な種類があるわ

普通の人間でも使用は可能だけど、月に一度、魔力を身体に注入して、中和しなければいけないのよ

ちなみに中和しないとどうなるんですか？

魔導具が暴走し、身体中に激しい痛みを伴ってのたうち回りながら死亡するわ

うわぁ……想像したくないですね

なので、実質的に普通の人間が使用したら死んでしまうということなるわね

でも、ウソシリーズの主人公である櫻井くんは “レッドライン” っていう魔導具を持ってますよね？

そうね。 ただ、彼の場合は特殊で、とある方法で魔力を常に供給しているの。 これに関しては本編で説明しているから、プレイして貰えると助かるわ

“レッドライン” は赤い飴玉の形をした魔導具よ。
体内に埋め込むことにより、“対象の声を直接聞くと、その人物が嘘をついているか分かる” という能力を得られるの

感覚的に『あ、これって嘘なんだ』って分かるみたいですよね

それにしても、嘘を見抜けるって便利ですよね。
これさえあれば、交渉とか人間関係とか有利に進められそうで

あら、それはどうかしら

例えば、両親や親友だと思っていた人達が実は自分のことを愛しておらず、親友だとも思っていなかったと知ったら？

……さすがに人間不信になりますね

そして、常に耳に入る嘘の声。
それを毎日聞いていたら、普通の人間は気が狂ってしまうのはないかしら

なんだかそう聞くと、デメリットだらけのような……

それさえ乗り越えて、ようやく一長一短の代物になるわね

ちなみになんですけど、どうして会長さんはそんなに魔導具に詳しいんですか？

ふふふ、それは『フユウソ』をプレイすると判明するのではないかしら

では、また次回でお会いしましょう